YouTubeの1再生あたりの収益を計算する方法(RPMの公式と例)

最終更新日:2026年10月2日

YouTubeの収益は、1再生いくらと決まっているわけではありません。同じ視聴回数でも、視聴者がどの国にいるか、動画のテーマは何か、広告が何回流れたかによって数倍の差が出ます。視聴回数から収益を考えるには、まずRPMを理解する必要があります。

RPMとCPMの違い

  • CPM:広告主が広告表示1,000回あたりに支払う金額です。YouTubeの取り分を引く前の値です。
  • RPM:クリエイターが1,000回視聴あたりに実際に受け取る金額です。YouTubeの取り分を引いたあとの値で、広告が流れなかった再生も含めて数えます。

そのためRPMは必ずCPMより低くなります。再生あたりの収益を計算するときはRPMを使います。

収益の分配(YouTubeヘルプによる)

  • 長尺動画:再生ページに表示される広告の純収益のうち55%をクリエイターが受け取ります。
  • ショート:ショートフィードの広告収益をクリエイタープールに集め、視聴回数に応じて配分し、配分額の45%を受け取ります。

8分以上の長尺動画には動画途中の広告(ミッドロール)を入れられるため、1回の視聴で流れる広告の数が増えることがあります。

計算式

推定収益=視聴回数×RPM÷1,000

たとえばRPMを300円と仮定すると、10万回再生なら10万×300÷1,000=3万円です。1再生あたりでは0.3円になります。この300円は計算を説明するための仮の数字で、実際のRPMはチャンネルによって大きく違います。

自分のRPMを確認する

YPPに参加しているチャンネルなら、YouTube Studioの「アナリティクス」から「収益」タブを開くと、推定収益、RPM、再生回数ベースのCPMが表示されます。自分の本当の数字はここにしかありません。なおStudioのRPMには、広告のほかにメンバーシップやYouTube Premiumの収益なども含まれます。

当サイトの計算機で推定する方法

「収益計算機」に1日の視聴回数を入力し、長尺動画かショートかを選びます。視聴者の国と動画のテーマを選ぶと、それに合ったRPMの範囲で、1日、1か月、1年の推定収益を「低め」「標準」「高め」の3つの値で表示します。動画やチャンネルのURLを入れると、公開されている視聴回数から1日の視聴回数を自動で入れます。

正直にお伝えすると、この数字は推定です。YouTubeは国別やテーマ別のRPMを公開していないため、複数の外部資料をもとに範囲を作り、出典と日付も記載しています。実際の収益とは大きく異なることがあるので、計画を立てるときの目安として使ってください。

よくある質問

1再生あたりの決まった金額はありますか?

ありません。視聴者の国、動画のテーマ、時期、広告の数によって大きく変わります。そのため1,000回視聴あたりの収益であるRPMで考えます。

ショートの収益が長尺動画より少ないのはなぜですか?

ショートの広告は1本の動画に付くのではなく、フィードのショートの間に流れます。その収益をクリエイタープールに集めて視聴回数に応じて配分し、クリエイターは配分額の45%を受け取るため、RPMは通常かなり低くなります。

収益化の前でもRPMを見られますか?

いいえ。YouTube Studioの「収益」タブはYPPに参加しているチャンネルにだけ表示されます。それまでは計算機でおおよその範囲をつかめます。

計算機の数字はどのくらい正確ですか?

あくまで推定です。YouTubeは国別やテーマ別のRPMを公開していないため、外部の公開データを集めて範囲で示しています。実際の収益とは大きく異なる場合があります。